ささがわ通り心・身クリニックは、2007年11月より内科や児童精神科、美容皮膚科などの地域の医療に貢献されました。

スタッフの皆様、ありがとうございました。そして、お疲れ様でした。

はじめに

ささがわ通り心・身クリニックは2007年11月に総合心療センターひながの外来部門が独立する形で建設されました。
当初より、内科、心療内科、精神科、児童精神科、美容皮膚科という診療科目で診療を行っておられました。

しかし、心療内科と精神科が、総合心療センターひながに統合移転されることになりました。
そのため、内科外来と精神科外来が距離的に少し離れることになりましたが、職員一同の創意工夫で患者さんに迷惑がかからないようにされていました。
そしてささがわ通り心・身クリニックは、途中から内科、児童精神科、美容皮膚科の3科目となっていました。

児童精神科や美容皮膚科といった診療科は、全国的にもまだ目新しい領域であり、今後さらに発展することが期待されています。
皮膚の美容と精神的健康の問題など、今後重要な領域として発展していく可能性が考えられます。

新着情報

ささがわ通り心・身クリニックの休診や、インフルエンザワクチンの入荷状況等の新着情報が細かく書かれていました。

○児童精神科とは

児童精神科(Child and Adolescent Psychiatry)は、子どもや思春期の若者が経験する心的な問題や障害を診断し、治療する精神医学の一分野です。
この分野の専門家は、一般的には児童精神科医と呼ばれ、子どもや青少年特有の心理的、行動的、発達的な問題に対処します。

注意欠陥・多動性障害(ADHD):集中力の欠如、過剰な活動、衝動性などの特徴を持つ障害。
自閉症スペクトラム障害(ASD):社会的相互作用やコミュニケーションに困難を持ち、繰り返しの行動を示す障害。
不安障害:過度の心配や恐怖によって特徴づけられる障害。
うつ病:持続的な悲しみや興味・喜びの喪失などが特徴の障害。
行動障害:攻撃的行動や社会規範に反する行動を示す障害。

これらの障害の診断と治療には、カウンセリング、行動療法、薬物療法などが含まれます。また、家族のカウンセリングや学校との連携も重要な役割を果たします。
児童精神科医は、子どもや青少年の発達段階を理解し、それに適したアプローチを行います。

○内科とは

内科(Internal Medicine)は、成人患者を対象に、体の内部の器官の疾患や機能障害を扱う医学の専門分野です。
内科医は、主に外科的な手術を行わずに、薬物治療や生活習慣の指導、予防医学などを通じて患者を診察し、治療します。

心臓疾患:心筋梗塞、心不全など。
呼吸器系の疾患:喘息、肺炎、慢性閉塞性肺疾患(COPD)など。
消化器系の疾患:胃腸炎、潰瘍、肝疾患など。
内分泌系の異常:糖尿病、甲状腺疾患など。
腎臓病:慢性腎疾患、急性腎障害など。
血液病:貧血、白血病など。
感染症:インフルエンザ、肺炎、結核など。
自己免疫疾患:関節リウマチ、ループスなど。

内科医は病状の診断、治療計画の策定、疾患管理、予防接種、健康診断など幅広い業務を行います。
また、必要に応じて専門的な治療が必要な場合は、適切な専門医への紹介も行います。内科はその広範な範囲から、一般的な健康問題の最初の相談先となることが多いです。

○美容皮膚科とは

美容皮膚科(Cosmetic Dermatology)は、皮膚の外観を改善することに重点を置いた皮膚科の一分野です。
美容皮膚科では、健康上の必要性よりも、主に美容的な理由で皮膚の問題や懸念に対処します。

この分野は、皮膚の老化防止、肌の色調の均一化、肌質の改善などの目的で多くの患者に選ばれています。

レーザー治療:シミ、そばかす、毛細血管拡張、タトゥー除去、毛の除去などに使用されます。
ボトックス注射:顔のしわの治療に使われ、筋肉の動きを一時的に抑制してしわを減少させます。
フィラー(充填剤)注射:しわや皺を埋めたり、顔の輪郭を整えたりするのに使用されます。
化学的ピーリング:古い肌を剥離し、新しい肌の成長を促進することで、肌の質感や色調を改善します。
マイクロニードリング:微細な針で皮膚に穿孔を作り、コラーゲンの生成を促進し、肌の再生を促します。
光線治療:光を利用して肌の色素沈着や赤みを減少させる方法です。

これらの手法は、患者のニーズや肌の状態に応じて、単独または組み合わせて使用されることがあります。
美容皮膚科の治療は、一般的な皮膚の健康管理と並行して行われることもあり、肌の健康と美しさを両立させることを目指します。

ただし、美容皮膚科の処置にはリスクも伴うため、治療を受ける際には専門医と十分に相談し、適切な情報を得ることが重要です。